
ホームページを作ってみたものの、アクセスがほとんどありません。
「何かWeb販促をやらないと」とは思いますが、社内にノウハウがなくて困っています。
“そもそもWeb販促って何なのか?”というところから勉強したいです。
このようなお悩みにお答えします。
- Web販促の意味
- Web販促の始めかた
- 集客に結びつくWeb販促のコツ
- Web販促を実施するメリットとデメリット

Webやチラシなど幅広い媒体での販促経験にもとづき、解説しています。
Web販促の必要性を感じながらも、何から始めればよいのか分からない方は、少なからずいらっしゃると思います。

そこで本記事では、Web初心者が分かりやすいように、”Web販促とは何か?”というところから解説しています。
Web販促とは?

Web販促とは、Web媒体を通じて自社の魅力や商品の良さを発信することで、販売促進を促すことです。
この際、自社商品の魅力をより効果的に伝えるためには、競合他社と差別化することが必要になります。
Web販促の種類としては、下記に挙げるものがあります。
- Web広告
- SNSの運用や広告
- ホームページやブログなどのコンテンツ
- メルマガやアプリなど

平たく言えば、”Webを通じて自社の商品の魅力を伝え、販売促進を行うこと”です。
Web販促をより深く理解するためには、Webマーケティングとの違いを知ることが有益です。
Webマーケティングとの違い
結論からいうと、Web販促とWebマーケティングとの違いは、市場という観点があるかないかです。
Webマーケティングとは、Webを通じて自社の商品が中長期的に売れるための仕組みをつくることを指しますが、そのためには下記の観点が必要です。
- 市場(customer)
- 競合(competitor)
- 自社(company)

Web販促では自社と競合を考える必要がありましたが、Webマーケティングではこの2つに加えて市場の観点が必要です。
Webマーケティングでは、中長期的に売れる仕組みづくりを目指すため、市場・競合・自社(3C)の観点が必要になるというわけですね。
例えば、自社の商品が他社の商品に比べて優れていたとしても、時代の流れによって市場の動向が変わります。
市場を理解していないと、中長期的に売れつづけることは困難になってくるでしょう。
ゼロから始めるWeb販促

ここからは、Web上の施策を行ったことがない担当者が、ゼロからWeb販促を始める手順をご紹介します。
- ホームページを設置する
- ホームページへ誘導するLPを制作する
- Web広告やSNSを通じて、LPへ集客する
上記は、Web販促の施策の一般的な手法のなかの一つです。

自社ではホームページやLPが作れません。
このステップを実施するのは、かなりハードルが高いです。

このような企業様は、ホームページやLPの制作、SNSの運用代行ができる会社に相談してみることをおすすめします。
弊社、神田印刷工業では、ホームページやLPの制作、SNSの運用代行などのご支援を行っています。
Web販促に課題を抱える企業様は、ぜひ弊社にご相談ください。
※ご相談やご提案の段階で、費用が発生することはありません。
Webから効果的に集客するコツ
Webから効果的に集客するコツをご紹介します。
- 自社や商品のブランディングを明確に打ちだす
- ターゲット層を決める
- 自社に適したWeb媒体を選定する
- Web販促を一定期間継続しておこなう
- 効果計測し、次回の改善へ繋げる
5つのステップで解説していきます。
ステップ1:自社や商品のブランディングを設計する
ブランドとは、「他社と差別化」することですが、これを行うための活動をブランディングと呼びます。
ブランディングを設計するさいに大切なのは、下記の2つであると考えます。
- 自社独自の強みがある
- その強みがユーザーにとって価値があるものである
この”自社独自の強み”と”ユーザーにとって価値があること”の2つが合致したときに、ブランディングは意味をなします。
以上のように設計したブランディングを土台に、Web販促を行うことが大切です。
ステップ2:ターゲット層を決める
続いて、自社商品をPRするターゲット層を決めます。
- 性別
- 年齢
- 居住地
- 行動範囲
- 年収
- 興味・関心
- 趣味・嗜好など
上記のような分類をもとに、ターゲットの属性を考えましょう。
ステップ3:自社に適したWeb媒体を選定する
自社に適した媒体を選定するために検討すべきことは下記のとおりです。
- 予算や人的なリソースについて
- ターゲット層にリーチしやすい媒体であるか
- 商品との親和性について
Web販促は通常、一定の予算や人的なリソースを投資することで成りたちます。
どの媒体で打ちだすかによって、予算やそこに割く時間が変わるため、その点を考慮して選ばなければなりません。
また、媒体によってユーザー層が異なります。
ターゲット層からのアクセスが多い媒体を選べるかどうかで、Web販促の効果が変わるでしょう。
ステップ4:Web販促を一定期間継続して行う
Web販促を行い効果が出るまでには、最低でも3~6ヶ月くらいは時間がかかると言われています。
中長期的に計画を立てたうえで、継続して行うことが必要です。
ステップ5:効果計測し、次回の改善へ繋げる
Web販促を行いながら効果計測を行い、得られたデータを検証しながら次回の改善に繋げるようにPDCAを回していくことが必要です。
仮説を立てて実行したことが、どのような結果に繋がっているのかを検証することで、仮説の精度が徐々に上がり、ノウハウも蓄積されていくでしょう。
Web販促を活用するメリット

Web販促を活用するメリットは、次のとおりです。
- ターゲット層を絞れる
- 若い年齢層にアプローチしやすい
- 複数の媒体を掛けあわせた相乗効果が期待できる
- コンテンツが蓄積される
- ノウハウが蓄積される
ターゲット層を絞れる
Web販促は、ターゲット層を細かく絞れます。
Web販促の手段の一つであるSNS広告では、地域や年齢、性別、年収、興味・関心など、広告を表示するターゲット層を詳細に設定することができます。
チラシやフリーペーパーといった紙媒体と比べると、「誰に広告を届けるのか」というターゲティングの精度において優位性があると言えるでしょう。
フリーペーパーは、読者層や配布エリアによってある程度のターゲティングが可能ですが、より詳細にターゲティングできるのはWeb販促のほうです。
若い年齢層にアプローチしやすい
スマホが普及すると共に若年層の紙離れが進んでいます。
例えば、InstagramやTikTok、XといったSNSでは、10~30代の利用者が多いと言われています。
SNSを活用することで、若い年齢層にアプローチするチャンスが増えてくるはずです。
複数の媒体を掛けあわせた相乗効果が期待できる
Web上の媒体を組みあわせてうまく活用できれば、各媒体が関連しあい相乗効果が期待できます。
例えば、ホームページやSNSなどのコンテンツを充実させながら、Web広告を実施した場合、Web広告を見てホームページを知ったユーザーは、SNSへもアクセスする可能性があります。
反対にSNSからホームページへ遷移するユーザーもいるため、各媒体が関連しあっています。
複数のWeb媒体を組みあわせた販促を実施することで、単体での効果を超えるような相乗効果が期待できるわけです。
作ったコンテンツが蓄積される
Webコンテンツを作って運営していくことで、コンテンツを蓄積していくことができます。
例えば、ホームページやブログ、SNSなどのコンテンツを作り運営していくことで、SEOでの評価やフォロワーを獲得できる可能性があります。
コンテンツが蓄積されることで、認知されやすくなり、集客数を増やしていくことが期待できるでしょう。
ノウハウが蓄積される
Web販促を行い、実施後に効果計測をおこなうことでWeb販促に対する知見やノウハウが蓄積されていきます。
Web販促のノウハウが蓄積されていけば、次回の改善へ繋げていけたり、新たな販促アイデアを形にしやすくなったりと、ビジネスにとってプラスになるはずです。
Web販促を実施するデメリット

Web販促を実施するデメリットは、次のとおりです。
- 効果がでるまでに時間がかかる
- ノウハウやリソースがないと実施できない
これから詳細を解説します。
効果がでるまでに時間がかかる
Web販促は、実施後すぐに効果が表れることは稀です。
例えば、SEO対策やSNS運用は最短でも3~6ヶ月、効果が出るまでに時間がかかると言われています。
発信した情報が検索エンジンやSNSのユーザーに浸透するためには、時間がかかるからです。
Web販促で成果を出すためには、長期的な視点で実施しながらPDCAを回していく必要があります。
ノウハウやリソースがないと実施できない
Web販促を実施するためには、Webに関する知識やマーケティングツールを使いこなすスキル、データ分析の方法など、幅広いノウハウが必要です。
また、SNS運用やコンテンツ作成などを実行するためには人材や時間、予算といったリソースが必要不可欠です。
まとめ

Web販促とは、Web上の媒体を通じて自社の魅力や商品の良さを発信することで、販売促進を促すことです。
中長期的に売れる仕組みを作るWebマーケティングとあわせて実施することで、より高い効果を得ることが可能です。
また、複数の施策を効果的に組みあわせることで、相乗効果が期待できるでしょう。
Web販促を実施するためには、ノウハウや社内のリソースが必要です。
社内のノウハウや人的リソースが足りない場合には、Webマーケティングの支援会社を活用する方法があります。
弊社、神田印刷工業ではWeb販促のご支援から紙の販促物まで幅広いご支援ができます。
ぜひお気軽に、お問い合わせください。
※ご相談やご提案の段階で、費用が発生することはありません。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。